『進化しすぎた脳 (ブルーバックス)』のベストセラー化で知られる池谷裕二先生の『だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法』を斜めに読みました。
本当に斜めに読める、あっと言う間の90ページ! 「歳をとると、もの忘れが多くなるのは、脳が賢くなるから」と説明している脳科学者がいる・・・という友人の言葉がきっかけで出逢った1冊です。
「脳は覚えるより忘れるほうが得意」「脳は生命に必要な情報だけを選んで記憶する」「正確無比な脳では役に立たない」「記憶には厳格さより、曖昧さや柔軟性が必要」など、脳の特性の多少を知ることができて、中高年にはそこはかとなく励みになるブックレットでした。
「何かを修得しようとする時には、まずは、大局を理解しておくことが大切」
確かに、ワインの味わいを修得するにも、初めは代表的な品種もしくは生産地を覚え、それらの違いが分かるようになったら、さらにカテゴリーを細かくして覚える・・・というプロセスをたどっていけば、何万とあるワインもだんだんと理解を深められます。
このブックレットを読んでいて、ふと思い出すのは、2007年の元旦に決意したこと。それは「天才になる!」
いまでも、この日の決意を覚えています。努力が報われない、本当に辛い出来事に遭遇して、努力をするのはもう辞めよう、天才になろうと決意したのです。
生まれてから、本当に頑張ってきました。自分で言うのもなんですが、生まれてからずっと要領の悪い努力の人でした。でも、もう廃業しようと思ったのです。生まれてからの 努力を実りあるものにするために、よい意味での手抜きをしようと決めました。六感と直感と霊感をもっと大切にして、使命を果たすための準備を始めるべきと感じたからです。天 の声、心の声にしたがえば、途は拓かずしてきっと拓ける…。この世ですべきことをするために、もっと賢く生きようと決めた瞬間でした。
あれから2年半。脳の仕組みをふまえると「勉強の効果がでるのは3か月後」「努力と成果は比例関係でなく、累乗関数の関係にある」「大切なのは、努力を続けること」「そうすれば、必ず成果があらわれる」とのこと。あの頃は努力が報われなかったのではなく、努力がまだ足らなかったのかもしれません。
努力を辞めて「天才になる!」・・・つもりでしたが、努力の仕方を変えて「天才になる!」・・・ことにマインドシフトしましょうか。
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