弊社アリーナアドヴァンス プロ講師養成スクールの受講生たちは
定期的に受講生自主研究会を開催しています。
9/21(月) 敬老の日の第7回受講生研究会には、
伊藤啓子先生をお招きして、
「コラージュ入門 part.2」を開催しました。
啓子先生はIBM人財ソリューションズ契約講師であり
プロ講師養成スクールの講師であり、
受講生と私のスーパーヴァイザー でもあります。
※「コラージュ入門 part.1」については、こちらから
※コラージュという手法については、こちらから
6月開催の「コラージュ入門 part.1」では、
初めての体験で無我夢中、選んだ写真は大判ばかり…
これらをきちんと取捨選択もせず、どんどん貼り込んで
画用紙を8枚もつなげて、大きな作品を作ってしまいました。
今回は2回目ということもあるのか、
制作のプロセスを見通せるようになり
画用紙2枚のサイズに納められました。
前回は自分の写真を中央に置く、
「曼荼羅コラージュ法」。
今回はペアがお互いがお互いのために
写真やイラストを選び、貼り込む
「ボックスコラージュ法」。
できあがった作品には「人生の旅路」というタイトルをつけました。
※作品についてはこちらから
啓子先生がいわく、「大人の色、緑を基調にした作品で非常に安定感・落ち着きが感じられます。中央の列車の中に作者がいる、という構図も中心が定まっていて安定感があります。流れが随所に見られるのは、まさに旅路を意識しているのでしょう。変化を受け入れ、変化を好んでいるようです」
確かに、私の生き方を表現する作品になりました。
一方で、ペアが選んだピースのうち、
使い難いものは使わなかった…という
心残りがあり、一夜明けた早朝から
もう1枚の作品を作り始めました。
こぼれたピースを貼る「裏コラージュ」。
裏に貼るのではなくて、
1枚の作品に仕上げてみました。
お昼間の外出をはさんで、5時間ほどをかけて、夕刻に完成。
「命の源」とタイトルをつけました。
※作品についてはこちらから
1枚目の作品に見られた喧噪と静寂のアンビバレンスを感じますが
もっと深い情動のようなものが漂っているようにも見えます。
食事が象徴する現世と原紙物語、竹取物語の寓話が象徴する彼岸の世界を
行きつ戻りつする魂が求めているのは、深い愛なのかもしれません。
裏コラージュには、存在としての自らを見る思いです。
プロ講師養成スクール受講生研究会の定番ワークショップとして
「コラージュ入門」を継続していきますが、そればかりではなく、
自分を見つめてみたくなったら、独りでコラージュを作ってみます。
Tags: コラージュ 伊藤啓子, プロ講師養成スクール