交流分析とサイコシンセスの理論をベースに開発された自己診断ツール「ウィルグラム」。その診断結果のフィードバックや診断結果を用いたセミナーを行うインストラクターの養成をめざして、クラボウ人材開発部さんと共催で3日間、2か月にまたがって開講したウィルグラム認定インストラクター養成研修が昨日、終了しました。

開催日時: 2009年10月24日(土) ・10月25日(日)・12月13日(日)
講師: 渡辺章二 (クラボウ人材開発部 チーフインストラクター)
コーディネーター: 犬塚尚美 (弊社代表取締役 人材開発プロデューサー)

2008年8月にプロ講師養成スクールを開校してから、人材育成のマインドとスキルをもつ本物の講師の養成をめざしています。

その活動をとおして気づいたのは、講師の卵のみならずそれなりに経験のある講師も、主催者や参加者にとって魅力があり、ハンドリングがしやすいプログラムを求めているということでした。

そこで、プログラムを紹介したり、そのプログラムを実施するためのトレーニングを目的としたセミナーを開催していくことにしました。その第1弾が「ウィルグラム活用入門セミナー」であり、ウィルグラムを活用したセミナーを実施できるインストラクターを養成する「ウィルグラム認定インストラクター養成研修」の開催でした。

10月にセミナーが開講してから約2カ月間、参加者は「ウィルグラムフィードバックセミナー」の実施を自主トレーニングして、認定試験に臨みました。トレーニングの成果には目を見張るものがあり、それぞれのプレゼンテーションはとても魅力があるものでした。

試験対策のために開設されたメーリングリストの投稿には、約2カ月の学びがそれぞれにとって、いかに貴重なものだったかが語られており、参加者の皆さまのスキルアップ、キャリアアップのお役立てたようで、とても嬉しく感じます。

そして、超1千万円プレーヤーの育成をめざす私も人材開発プロデューサーとして、この度の経験から、たくさんの学びを得ました。中でも、ひとりひとりの講師にはそれぞれの個性があり、それは無条件に素晴らしいものであることに、心から気づけたということです。

分かっていると思っていたけれども、本当には分かってなかったなぁと痛感。少なくとも、ひとりひとりの特徴的な個性を「キャラクター」として育てることはしていなかったと反省しました。

これからは、講師たちの特徴的な個性を「キャラ」として育てることにも力をいれるという、新しい重要課題が設定できました。プロ講師養成スクールに集まる仲間たちのおかげで、プロフェッショナルとして日々、精進できることに心から感謝いたします。

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