祖父が僧侶であり、早世したことをあちらこちらで時々、語ってきました。
□Ref.75年ぶりの高砂 よっこちゃんの旅 vol.3
このゴールデンウィーク、2006年に某誌へ提供したコラムを読み直し
僧侶だった祖父との因縁を改めて想う、今年のゴールデンウィークです。
□Ref.ライスワークとライフワーク ~人は何故、働くのか?~
人は何故、働くのか?
「私」は何故、働くのか?
就職、転職、キャリアチェンジをする時、仕事に行き詰まった時に
折々に投げかけてきた問いをふと、自らに問う気持ちになったのは
外的な順調さとは裏腹に、実は満たされていないのかもしれません。
1957年に「キャリアの心理学」を著し、キャリアという言葉を
職業、就業の世界にはじめて導入、キャリア理論の草分けと呼ばれる
D.E.スーパー先生は、晩年、我が国を含む10カ国以上において
「仕事の重要性研究」を行い、14の労働価値を発見しました。
これは、人が働くことをとおして得ようとする「価値のリスト」です。
□能力の活用 □達成 □美的追求 □愛他性 □自律性
□創造性 □経済的報酬 □ライフスタイル □身体的評価
□社会的評価 □危険性 □社会的交流性 □多様性 □環境
2000年にこのリストを知り、自らの労働価値を見つめて以来
折々に、リストにてらして労働価値を見つめる時間を持つようにしていますが
その度に、労働価値は少しづつ変化します。
けれども、「私」の中には、決して変わることのないエネルギー…
働くことに向けて「私」を突き動かす動機のようなものが感じられます。
それは、労働価値というものさしでは測れない何か…
それは、自分の欲求やニーズを越えた力のように実感されるのですが
にも関わらず、それは自分のうちにあり、とても微かな体感覚を伴っていて
ぼんやりした声のようにも例えられる、そんなようなものです。
もしかしたら、人はそれを「人生のミッション」と呼ぶのでしょうか。
そして、「私」の人生のミッションとは、早世した僧侶であった祖父が
歩もうとして歩めなかった道の行く先であるように思えてなりません。
それはだた、早世した祖父への想念が私の脳細胞に住んでいて
脳神経のシナップスを器用に、つないでいるだけなのかもしれません。
それであったとしても、75年前に亡くなった祖父が見つめていた道の
行く先を見つめながら生きるということは、誰にも分からない未来に
小さな灯が灯されているように思えて、心強いかぎりです。
祖父あるいは祖父への想念の助けを借りて、人生のミッションを知り
ミッションを果たすために、生きて働く人生を選びたいと願っています。
関連
Tags: キャリア, ミッション
人生のミッションを考える
祖父が僧侶であり、早世したことをあちらこちらで時々、語ってきました。
□Ref.75年ぶりの高砂 よっこちゃんの旅 vol.3
このゴールデンウィーク、2006年に某誌へ提供したコラムを読み直し
僧侶だった祖父との因縁を改めて想う、今年のゴールデンウィークです。
□Ref.ライスワークとライフワーク ~人は何故、働くのか?~
人は何故、働くのか?
「私」は何故、働くのか?
就職、転職、キャリアチェンジをする時、仕事に行き詰まった時に
折々に投げかけてきた問いをふと、自らに問う気持ちになったのは
外的な順調さとは裏腹に、実は満たされていないのかもしれません。
1957年に「キャリアの心理学」を著し、キャリアという言葉を
職業、就業の世界にはじめて導入、キャリア理論の草分けと呼ばれる
D.E.スーパー先生は、晩年、我が国を含む10カ国以上において
「仕事の重要性研究」を行い、14の労働価値を発見しました。
これは、人が働くことをとおして得ようとする「価値のリスト」です。
□能力の活用 □達成 □美的追求 □愛他性 □自律性
□創造性 □経済的報酬 □ライフスタイル □身体的評価
□社会的評価 □危険性 □社会的交流性 □多様性 □環境
2000年にこのリストを知り、自らの労働価値を見つめて以来
折々に、リストにてらして労働価値を見つめる時間を持つようにしていますが
その度に、労働価値は少しづつ変化します。
けれども、「私」の中には、決して変わることのないエネルギー…
働くことに向けて「私」を突き動かす動機のようなものが感じられます。
それは、労働価値というものさしでは測れない何か…
それは、自分の欲求やニーズを越えた力のように実感されるのですが
にも関わらず、それは自分のうちにあり、とても微かな体感覚を伴っていて
ぼんやりした声のようにも例えられる、そんなようなものです。
もしかしたら、人はそれを「人生のミッション」と呼ぶのでしょうか。
そして、「私」の人生のミッションとは、早世した僧侶であった祖父が
歩もうとして歩めなかった道の行く先であるように思えてなりません。
それはだた、早世した祖父への想念が私の脳細胞に住んでいて
脳神経のシナップスを器用に、つないでいるだけなのかもしれません。
それであったとしても、75年前に亡くなった祖父が見つめていた道の
行く先を見つめながら生きるということは、誰にも分からない未来に
小さな灯が灯されているように思えて、心強いかぎりです。
祖父あるいは祖父への想念の助けを借りて、人生のミッションを知り
ミッションを果たすために、生きて働く人生を選びたいと願っています。
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