仕合せ。閖上、塩釜、南三陸、陸前高田、山田の公式、非公式の語り部さんたちのお話しを聴いてまいりました。どの声も時には涙、時には怒り、時にはやりきれなさにとぎれたり、昂ったり、うるんだり…。心に耳をあてるような時間に、わたくしたちもたくさん涙しました。その一方で、夜の懇親会、クリスマスイブの交流会ではたくさん語り、歌い、笑いもしました。
高野登さんを仰ぐ「百年塾」のひとつとして、東北被災地を巡るようになって3年。1年目は「よく来てくれたね」、2年目は「また来てくれたね」、3年目の今年は強くハグして「来年もまた逢おうね」。2015年のキャラバン結成から3年目にして、ようやく「被災地とずっと一緒にいます」の想いを信じてもらえた気がする2017年の暮れでした。われらが塾長 高野登さんは「続けることが目的でよい、唯一の百年塾」と…。塾頭であるわたくしは、続けることが目的という使命の重さを噛みしめています。
被災地へのわたくしたちの「義」は、想いを行いで示すこと。だから、来年もまた、被災地の幸せの快復を願って、被災地をめざします。それは重いけれども、悦びでもあるのです。東北被災地の皆さん、ありがとう! キャラバンを物心で支えてくれたサポーターの皆さん、ありがとう! ひとりではかつげるはずのない神輿をともに仕立て、かついでくれた諸番頭、女将、若女将、塾生の皆さん、ありがとう! ドローンのように忍者のように高いところから背中から、キャラバンを見守ってくれる塾長、ありがとう! 逢うべき糸に出逢える仕合せをたぐる、わたくしたちの名前は「復幸キャラバン百年塾」です。


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