「第1回愛知県行政改革大綱 策定検討委員会」が開催されました。愛知県知事 神田正秋氏の挨拶に続き、前名古屋大学総長で現在、独立行政法人大学評価・学位授与機構長の平野眞一先生を議長として選出いたしました。

愛知県は昨年度まで地方交付税の交付を受けない不交付団体でしたが、今年は交付団体となります。法人二税の税収が5,598億円から1,981億円となることが予測され、4900億円の収支不足を基金の取り崩し、県債の発行などでひねり出し、もう絞れないところまできているのが、愛知県の現在の台所事情です。この厳しい現状は愛知県ホームページ 財政の概要でご確認ください。

この折に行革大綱 策定検討委員を引き受けるには、それなりの覚悟が必要でした。愛知県の財政は過去からの負債も含め、凡人の力及ばないところで、すでに破たんしており、これにメスをいれるのは石にメスを突き立てるようなものです。

しかも、私は行政の素人。それでも、人材育成の視点から・・・との総務部ご担当者からご依頼。愛知県の職員が誇りをもって公務を全うできる職場をつくることをとおして、県民が安心して暮らせる郷土づくりに貢献できればと願って、検討委員会への参加を決めました。キリスト教徒ではないものの、尊敬するマザー・テレサが愛した詩を礎にしながら、険しい道を歩んでいくことにします。

「フランシスコの祈り」(マザー・テレサが好んだ詩)

主よ
あなたの平和をもたらす道具として
私をお使いください
憎しみのあるところには、愛を
不当な扱いのあるところには、ゆるしを
分裂のあるところには、一致を
疑惑のあるところには、信仰を
誤っているところには、真理を
絶望のあるところには、希望を
暗闇には、光を
悲しみのあるところには、喜びを
もっていくことができますように
慰められることを求めるよりは、慰めることを
理解されることよりは、理解することを
愛されるよりは、愛することを
求める心をお与えください
私たちは自分を忘れ去ることによって、自分を見いだし
赦すことによって赦され
死ぬことによって、永遠の命をいただくのですから

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One Response to “愛知県をどう建てなおすのか”

  1. […] ※委員会委員名簿についてこちらから ※第1回検討委員会についてはこちらから、第1回議事録はこちらから […]

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