第4期名古屋市男女平等参画審議会 第2回活動推進部会が開催されました。

日 時:2009年8月24日(月)13:30~15:30
会 場:名古屋市役所 東庁舎
担 当:名古屋市総務局男女平等参画推進室

13:30、部会長により開会され、事務局から本会に先駆けて開催された
部会長会、人権部会での決定事項について報告がありました。

現在のところ、今回第2回の活動推進部会では部会長会で設定された目標のうち
担当する目標を中心に検討を進め始めたところです。

議論をすればするほど、男女共同参画とは何なのか?
男女共同参画を推進するために、行政が行うべきことは何か?
行うのが望ましいことが何なのか?

???が多々、浮かんできます。

男女が平等であるとは、人としての重さが同じであることであり、
その重さを同じように大切にすることです。
何もかもを同じように処遇すれば、その重さをそれぞれ大切にすることになるか
というと、そうではないでしょう。

確かに、社会的な性役割の考え方が根強いために、女性が社会で活躍しにくい、
不利益を被るという現実があり、これは改善すべきです。

一方で、男女の平等は機会としてはそれなりに確保されるようになり、むしろ、
確保された機会をいかに主体的に活用するのかを議論する時代が訪れています。

気の毒な女性たちを除けば、決して弱者でも被害者でもなくなった女性が
確保された機会のうち、まだ活用していない機会をいかに活用していくのか
を考えるのも、今日的な男女共同参画社会の実現の在り方ではないでしょうか。

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