8/30(日)の衆議院選挙は政権交代が確実となりました。
今も開票は進んでいて、残り8席の現在、自公136・民主他336。
TVのニュースが「歴史的圧勝」と報道しています。

変化という氷山の頭が水面から顔を出し、
かつ、さらなる大きな変化が水面下で進んでいるようです。

その変化が日本国と日本国民にとって望ましいものであるかは
将来における様々な結果が顕れることによって、証明されていくでしょう。

いずれにしても、国民がこれまでの与党の政治、政策に失望して、
新しい政党を選んだということは、国民が期待する変化(change)とは
だんだんよくなる改善ではなく、ドラスティックな変革といえるでしょう。

つまり、民主党による政治の成果がすぐに、明らかに出ることを
国民は期待しており、この期待に応えられないとしたら
またしても、政権交代が起こるかもしれないということです。

こうした緊張感をもって、政治が行われる状況になったことが
まさしく政権交代の成果であり、国民主権の政治といえます。

その意味で、今回の選挙は戦後64年目にして
国民の手で、日本の民主政治の幕を開けた「歴史的な選挙」です。

私たちは与党の政治が適切でなければ、遠慮なく「No!」といえます。

その一方で、私たちも国民として自立し、自律しなければなりません。
自ら感じ、自ら考え、自ら決めて、自ら動く!

必要な時には、官の救助(レスキュー)を受けたり
援助(ヘルプ)を活用したりするとしても、基本的には
自分の足で立って、歩いていける国民になることが
民主国家に属する国民の使命であり、生き方働き方です。

私たちはこの変化に呑まれることなく、頼ることなく、
変化の波に乗って、自らの新しい人生と生活を築くとともに
その営みをとおして、新しい国を築いていきたいものです。

これまでにもまして、自立した自律的な社会人として生きていくことが
求められる時代が訪れたと実感する、政権交代の夜でした。

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