小惑星探索機はやぶさが7年かけて持ち帰ったカプセルが
本日未明、相模原のJAXAに到着しました。
何度もの危機を乗り越えた、長い旅でした。
朝のニュースで、会見する川口淳一郎先生のお顔を拝見しました。
はやぶさ帰還以来、『はやぶさ帰還ブログ』をとおして
すっかり、お知り合いになった気がしているので、妙に嬉しい気分でした。
「7年ぶりにカプセルと対面しましたが、まるで新品のようでした」と言う
川口先生のコメント(要約)が、HAYABUSA LIVEに掲載されています。
「皆さんと一緒に取り組んできましたので、皆さんが祝福されるべき」と
川口先生がおっしゃっているとおり、チームの皆さんを心から祝福しています。
なお、はやぶさ関係者の方々が、帰還へのメッセージを寄せています。
どのメッセージにも、はやぶさへの愛、想いがこもっていて
エンジニアたちのスピリットとロマンが胸にせまり、まぶたが熱くなります。
昨夜はミネルバ担当の足立さんのメッセージを読んで、大泣きしました。
(以下、「はやぶさ、地球へ!」より原文を抜粋)
未熟児のような小さなロボットが、母親である「はやぶさ」に抱かれて活躍の地である「イトカワ」まで運ばれたのです。 結果は、想定外の状況により「イト カワ」には着陸できませんでしたが、MINERVAはしっかりと目覚め、「はやぶさ」の太陽電池パドルの撮影後、けなげにも自らの温度データを「はやぶ さ」に送りつつ、「はやぶさ」から離れて行きました。
今も太陽の周りを回りながら、母親が地球に帰る為に壮絶な努力を見守っていたように思えてなりません」(原文終り)
これらのメッセージは『はやぶさ、地球へ』 関係者からのメッセージか ら
閲覧することができます。
プロフェッショナルたちの仕事への情熱に、文句なく感動します。
サンプラ担当 矢野 創さんのメッセージ「約束」からの抜粋
帰還間近のはやぶさへ贈った感動的な送辞をご紹介し、この記事を終わります。
(以下、「はやぶさ、地球へ!」より原文を抜粋)
はやぶさ、この7年間、僕はまるで大航海時代の船乗りになった気分だった。君という宇宙船に素晴らしい仲間と一緒に乗り込んだ、楽しくて、苦しく て、眩しい深宇宙の旅だった。悔しくても、恰好悪くても、決してくじけない心を教えてもらった。今まで、ありがとう。あとのことは、任せてくれ。
はやぶさ。君と出逢えてよかった。「おかえりなさい。」(原文終り)
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