「平成22年度第1回ヤング・ジョブ・あいち運営協議会」が開催され
委員として参加いたました。

日時:7/5(月)13:30~15:30
会場:中日ビル7回 第3会議室

ヤング・ジョブ・あいちは企業、学校などの協力のもとで
愛知県と愛知労働局が連携して運営する40歳未満の若年者のための
就職総合支援施設であり、次の3つの機関がサービスを提供しています。

■ゆ~じゃん・ハローワークあいち(愛知学生職業支援センター)
~若年者及び学生で仕事を探している人のための機関~
■ゆ~じゃん・ハローワークあいち(ジョブクラブ)
~若年者で正社員常用雇用での就職を希望する人のための機関~
■あいち若年職業支援センター
~若年者で自分の適性・適職を探したい人のための機関~

ヤング・ジョブ・あいち運営協議会は同施設の運営や実施する事業や
関係機関との連携、協力体制に関することを協議する組織であり
年に2回程度、開催されています。

今年度第1回協議会では、平成21年度運営実績、平成22年度事業計画計画
最近の雇用情勢についての関係諸機関から報告の後、意見交換が行われました。

運営実施の報告によると、昨年度(平成22年度)の利用者数は89,301人。

前年度より34,088人(161.7%)増で、1日平均370人の若者たちが
仕事を探したり、将来を模索したりするために同施設を利用したわけです。

内訳をみると、一般若年求職者数が昨年度より26,041人(174.6%)増で
全体の数字を持ち上げていることが分かります。

新規学卒者の求人が減少し、若い人たちの求職活動は厳しい状況にあります。
今年4月、主催の「大学生等就職マッチングフェア」には
前年度比20%の1500人を超える学生が訪れたとのことです。

愛知学生職業センターからは、企業訪問によって求人開拓に努め
県内の新規学卒者の就職率の改善をめざす、という報告がありました。

若い人が仕事に就けない社会の背景には、なんといっても
低成長時代が長引いているという、経済情勢にあるでしょう。

先週末に行われた参議院議員選挙の争点もつまるところ
国の経済をいかに立て直すか、立て直せるかの戦略論に集約されていました。

経済が停滞した現状のままでは、いずれ、増税以外に増収はありえず
経済が快復しないのに、雇用機会の創出があり得るはずはなく
かぎられたパイ(雇用機会)をどう分かち合うか、奪い合うかの
空しい努力を公私で続けるしか術がありません。

ともあれ、今のところ、各党とも画期的な戦略は打ち出せておらず
各党の論戦は空論に近いものである印象を受けました。

そして、結果としては経済再建戦略ではなく
選挙戦略に長けていた、いくつかの党に軍配があがりました。

選挙に勝たなければ、戦略=法案は提案できないわけですから
選挙戦略に血道をあげることを非難するつもりはありませんが
選挙が終わったいまだからこそ、与野党ともに抜本的に経済の立て直し
ひいては、国の立て直しに血道をあげて欲しいものです。

併せて、私たち国民も混迷日本の構成員であることを自覚し
幸いなことに衣食住足りている民であるならば、ひとりひとりが
明治維新ならぬ平成維新の立役者になるべく、志を磨き
国を支える礎として、自助努力を続けていきたいものです。

ひとりひとりが時代を創る!
私も小さな気概をもって、小さな事業を粛々と営んでいます。

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