リーダー(人を導く人)には、「リアリティ」が求められる…とは
育成トレーニングの師匠 故岡野嘉宏先生の教えのひとつです。
リアリティとは現実感、真実性、迫真性と訳されます。
「人口的な現実感」であるバーチャルリアリティのほうが、身近な昨今
昨日開催いたしました弊社アリーナアドヴァンス主催セミナーでは
久しぶりに、リアリティについて考えさせられるところとなりました。
プロ講師養成スクール 伝説のセミナー vol.2
ここから始まる自分ブランド 「人前に立つ人の外見力®を磨くセミナー」
講 師:大森ひとみ氏(株式会社大森メソッド 代表取締役兼CEO)
コーディネイター:犬塚尚美(プロ講師養成スクール 代表)
日 時:2010年7月25日(日) 10:00~17:00
会 場:ウィンクあいち 特別会議室1308 (名古屋市中村区名駅)
おかげさまで定員満席、満足度100%(アンケート回収分)で終了。
講師の大森ひとみ先生は知る人ぞ知る、数々のVIPの自分ブランドづくりを
サポートされている、日本でただ一人の上級イメージコンサルタントです。
先日の参議院選挙でも、現役政治家や候補のコンサルティングをされたとか。
外見力®とは大森先生の造語であり、登録商標でもあります。
大森先生によれば、外見力®とは自分を語る力とのこと。
そんな大森先生の昨日のセミナーからは、語れる自分、語るべき自分、
語りたい自分があればこその外見力®…と、しみじみ痛感いたしました。
先生のリアリティとその外見化の素晴らしさ!
言っていることと為さっているいることのズレの無さには、一貫性があり
ご自身のリアリティを具現化する外見力®には、圧倒されるばかりでした。
学習理論をふまえれば、先生のお教えを真似するところから入るのが
外見力®を身につけるための定石といえるかもしれませんものの・・・
もしも、先生とは異なるリアリティをもっている人であれば
自らのリアリティをぐっと見つめることが、先のような気がいたします。
つまり、自らのリアリティをどのように認識し、実感しているのか…
リアリティのどこをより強化して、外見化するのか…
あるいは、実現可能で外見化したいリアリティとは何なのか…
その結果、どのようなビジネスキャラクターを手に入れたいのか…
リアリティの認識、実感のないところに、戦略的な外見はあり得ず
万一、リアリティのないイメージにしたがって、外見を演出したならば
バーチャルリアルな外見によって、リアリティとのかい離が生まれ
現実吟味のない自己像やら、自己不一致すら生まれるかもしれません。
岡野一門の姉弟子によると、岡野先生はリアリティを説明するのに
「怠け者の話」をよくされたそうです。
ずっと集うことのなかった、怠け者ばかりの同窓会。
ふとしたはずみで集うこととなり、その席で、ひとりの怠け者が言いました。
「これを機に、怠け者の私たちも毎年、同窓会を開こうじゃないか」
多くから賛同の声をあがったところで、ある怠け者が言いました。
「待て待て、私たち怠け者は怠けものらしく、マメなことは辞めておこう。
これまでどおりでいこうじゃないか」
怠け者で居続けることの是非は、ここでは脇において
怠け者が勤勉ではないにも関わらず、勤勉な外見を演出した時には
2つのことが起こるかもしれません。
ひとつは、形から入って、本当に勤勉な人間になる。
もうひとつは、見かけ倒しで信用を失うか、ストレスでメンタルヘルスを損う…
あり得ない自分を外見で演出するのためのテクニックが
外見力®ではないということです。
現在をどう生きて働いていて、将来をどう生きて働きたいか
そして、どのように見えれば、より自分らしさを伝えることができるのか
存在すると自分と見える自分のギャップを埋める時にこそ
外見力®というビジネススキルは、その本領を発揮するでしょう。
私もこれを機会に、自らのリアリティをよくよくふりかえり、実感し
自らのビジネスキャラクターを表現していこうと決意しました。
そして、キャリアデザインの専門家として、キャリアデザインを礎においた
「リアリティの外見化」のお手伝いも視野にいれたいものです。
その活動のプロセスできっと、私自身のリアリティを発揮できそうです。
クリエイターとしての血が騒ぐ! プロデューサーとしての腕が鳴る!
そんな自らのリアリティを実感した1日でもありました。
大森先生と参加者の皆さまに感謝です。
これからも伝説のセミナー&研修のプロデュースにいそしみます。
弊社アリーナアドヴァンス&プロ講師養成スクールにご期待ください。
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