昨日3/16(水)、慶應義塾大学は
3/23(水)予定の2010年度大学学部卒業式
3/29(火)予定の大学院学位授与式を中止することを決定し
本日、報道各社へのプレスリリースを行いました。
「東北地方太平洋沖地震」で被災されましたすべての方々に対し
最大限の支援に努め、復興への協力をしたいとの意向によるものです。
エネルギー消費の抑制に努めるとともに
式典のために準備されていた経費の一部を義援金として
被災者の方々への支援のために用いるとのことです。
約30年前、日吉のキャンパスで行われた卒業式は
人生の節目の儀式として、とても大切な思い出です。
約5年前、卒業25年の記念としてご招待いただいた卒業式は
感激のあまり、同期の中年男性とともに涙の参列となりました。
塾歌を斉唱しながら、塾員であることの誇りを新たにし
身近な社会の先導者になろうと、心に決めました。
※塾歌は、慶応義塾大学の公式サイトから
そんな卒業式を、今年度の卒業生に味わっていただけないことを
塾員として、とてもさみしく感じます。
併せて、幻の卒業式がこの困難にあたり
被災された方々のお支援に役立つということを
ぜひ、誇りに感じて欲しいとも願っています。
そして、この困難を乗り越えなければならない時に
皆さまは、社会にデヴューするのです。
日本を支える先導者になる、という天命をぜひ忘れないでください。
我等が若き力以て
理想の祖国(くに)を打建てん <慶応賛歌より>
いろいろな意味で荒廃しつつある日本を
理想のくにへと変革する原動力になりましょう。
※慶応賛歌は、慶応義塾大学公式サイトから
いつか皆さまが、日吉や三田のキャンパスに集う日には
幻の卒業式を想い、先導者としての自らの路をふりかえり
日本の再興に努めたことを誇りに想えるよう、精進なさってください。
福沢諭吉先生が維新の激動期に、独立自尊を説かれたことを想い
私たちはそれぞれ、自律の人生を歩むことを誓い合いましょう。
塾生から塾員へ!
月去り星は移るとも
夢に忘れぬその名こそ
慶應 慶應 慶應義塾
永遠(とわ)に讃えん我が母校 <慶応賛歌より>
幻の卒業式に敬意を表し、皆さまの旅立ちを心からお祝いいたします。
なお、式典にかわり、代表学生への学位記授与、表彰学生への表彰状授与
塾長式辞、塾員代表祝辞、三田会結成式等の様子は
3/23(水)11:00より慶應義塾公式ウェブサイトから動画配信されます。
※詳しくは慶応義塾大学公式サイトから
卒業生やご家族の皆さまはもとより、塾員もぜひこれを閲覧し
幻の卒業式に参加いたしましょう。
123三田会応援指導部出身のyukichidaisukiです。
いち早く卒業式をとりやめ、被災地救済支援活動に全塾をあげて注力している母校慶應義塾のにあらためて敬意を表し
塾員であることに誇りを感じております。
また今回卒業する塾生の親として
親子共々この対応に感謝し・歓迎しています。
☆希望の明星仰ぎてここに♪
がんばれNIPPON!!