本日4/5のTVニュースでお知りになった方も多いとおり
岩手県二戸市の蔵元「南部美人」の専務 久慈浩介さんが
動画投稿サイトYouTubeをとおして、「お花見のお願い」を訴えています。

※YouTube『被災地岩手からの「お花見」のお願い』はこちらから
※NHKによる英訳 『please enjoy Sake from Iwate』 はこちら

久慈さんによれば…

「酒を飲んでいる場合じゃないというのが
 この東北の現状ではありますが、このままではわれわれ
 経済的な二次被害を大きく受けてしまいます」

「日本酒を飲んで頂くことで、われわれ東北を応援して頂きたい」

「お花見をしていただくことは、われわれにとっては
 自粛をして頂くことよりも、お花見をして頂くことのほうがありがたい」

「日本酒を飲んで、ぜひ、明日の活力にしていただきたい
 そして、みなぎった活力を少しでいいから、被災地に回していただきたい」

「われわれ、岩手の酒蔵はさらにいままで以上に
 美味しい日本酒を作り続けていきたいと思いますし
 その力をもって、沿岸の地域を助けていきたい…というふうに思っています」

「全国のみなさん、岩手のお酒を飲むことで支援をお願いします!」

もちろんです!

私はワイン党で、夕食ではほとんどワインを嗜んでおりますが
しばらくはワインをお休みして、東北のお酒を飲ませていただきます。

お酒だけではなく、東北の物産、生産物の購入も心がけます。

なお、今夜だけは、ワインのボトルを開けることを許してくださいね。
というのも、ちょうど今頃、ウェスティンナゴヤキャッスル 天主の間で
第16回 日本のお酒を味わう会が開催され、盛会のはずです。

名古屋の老舗酒問屋 秋田屋さんが毎年、主催されていて
名古屋の政財界の皆様から私のようなお酒好きの庶民まで
名古屋城の桜をめでながら、全国 数百種類のお酒を味わいます。

名古屋の桜は折しも、本日が満開です!

今年も参加を楽しみにしていたのですが、体調が万全とはいえず
満開の桜と全国の日本酒をあきらめる代わりに
いつもより特別なワインを自分にプレゼントしようと決めたのです。

だから、今夜はワインをいただきますけれども
明日からは、東北のお酒や食品を心をこめて、味わせていただきます。

なお、今年の「日本のお酒を味わう会」では、イベント会費の一部と
チャリティオークションの売上全額を義捐金として、寄付されるそうです。

名古屋の働き盛りの人々が、名古屋城の桜をお花見しながら
日本酒を飲んで癒されたり、心豊かになったりして
復興へ向けて、日本を支える原動力になっていくことを祈っています。

名古屋の皆さん はりきろうね!
東北の皆さん、あきらめないで!

ハナサケ! ニッポン!

<追 記>
日経ビジネスオンラインによると、久慈さんは地震発生時
東京行きの新幹線に乗っていて、トンネルの中で緊急停車した
新幹線車中に10時間、閉じ込められたとのことです。

※久慈さんの体験談は、記事「こんな時こそ東北のお酒を飲んで欲しい」から

私は、東京から名古屋へ帰る新幹線の中で被災し
新横浜手前の鶴見川の上で緊急停車した車中で4時間を過ごしました。

余震に揺れる橋の上は怖かったものの、30分ほどで予備電気が通電。
久慈さんたちは10時間、暗闇の中で過ごされたそうです。

久慈さんほどではなくても、それなりに怖い体験をした共感があり
南部美人さんの取り組みを心から応援し、東北のものを買います!

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