今週の気づき:はしたなし。

今年も、メンズファッション協会さんのベストドレッサー賞発表&受賞式でのブルーローズキャンペーンのお手伝いをいたしました。

2012年のお手伝いから早くも8回目! 今年は芸能部門では杏さん、ムロツヨシさんが受賞され、それぞれ会場に華を添えられました。また、授賞式の終了前にワールドカップジャパンの稲垣壮太さんが壇上にあがり、「笑わない男」は会場のざわめきと拍手をすべてもっていきました(笑)

そんな受賞者に負けないほどのドレスアップをした老若男女も多々まじる、非日常の光景…。私たちもその華やぎを楽しみつつ、チャリティへの協力を呼びかけました。「もう4個も持ってる」とおっしゃりつつ、5個目の「ブルーローズ」を手にとってくださる方、お連れの女性を指して「つけてあげて」と購入くださる方、「ちょっぴりでもいいですか」とコインをチャリティボックスにいれてくださるお嬢さんたち。

善意の皆さまが津波遺児のために、「夢かなう」を花言葉とするピンバッチ「ブルーローズ」を購入くださり、そのお志に感謝しつつ。。悲しいのは、チャリティの呼びかけに、聞こえないふりをして通り過ぎていく人たち。そういう人ほど、驚くほど華やかに着飾っているように見えます。

子どものころ、私や弟がお客さまに失礼なことをしたり、その場にふさわしくない振舞いをすると、母が「はしたない!」と言って、私たちを叱りました。「はしたない」とは、不似合いなこと、みっともないこと。着飾っていてもチャリティを見て見ぬふりをすることを「はしたない」とは言わないのでしょうか。この日本語が死語になりつつある今、見ないふりを見かけるのは仕方がないのでしょうか。

ブルーローズは2000円、若い人には高価かもしれませんが、誰でもが参加できるわけではない非日常のパーティに「招待」されたら、せめてコインをいれるたしなみや勇気をもてないのは「はしたない」。と、知って欲しいと願ったサンクスギビング前夜のチャリティ活動でした。

終了後の打ち上げに駆けつけたチャリティ主催者によれば「日本のチャリティ意識は低く、先進国で最下位、世界120数か国の100数番目」。日本という美意識の高いはずの国をはしたない国にしないよう、まずは、私たち昭和のおばさん、おじさんたちが若い人のお手本にならなきゃです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#ブルーローズキャンペーン #一緒にがんばろーず #悠木そのま

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