中日新聞、2015年9月15日朝刊
「ひと・仕事」欄に掲載いただきました。

著書の中核となるメッセージを汲みつつも
記者独自のクリアな視点が冴える
短い書評となっています。

中日新聞さん、ご掲載、ありがとうございました!

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<原文>

長年企業の人材開発などに取り組んできた犬塚尚美さんが、「悠木そのま」の筆名で『ハーバード流 幸せになる技術』(PHPビジネス新書)を出版した。『ハーバード流 〇×』という啓発書はちまたにあふれ、手あかのついた感もある。しかし、この本のテーマは業務成績を上げるテクニックではなく、幸せとは何かという根本的な問い掛けだ。
慶応大を卒業してキャリアアップを重ねた自身の経験を振り返り、社会的地位や高収入が幸せに直結しないと痛感。そんな中、「目的がなければ、人生はうわべだけのものになる」「幸せは互いの奉仕の中にある」などハーバード・ビジネス・スクールのクリステンセン教授の言葉に出会い、執筆を決意した。
「成功が幸せをもたらすのでなく、幸せが成功をもたらす」と出張。他者を利するのが幸せをつかむ鍵とし、アベノミクスが象徴する経済優先の世相に警鐘を鳴らす。
「世の中に良い影響を与えたい」という目標を達成し、中国からも翻訳出版のオファーが寄せられている。今の自己実現度を尋ねると「努力賞くらいかな」と穏やかな笑顔を浮かべた。(岡村淳司)

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