北朝鮮による砲撃の着弾で、緊張する日本海の隣国
国会では、政府の危機管理を追求する質疑が展開されています。

国政のほころびが広がりつつあるような、そこはかとない不安の中
本日2010年11月25日には、明るい話題もありました。

第39回ベストドレッサー賞の発表と授賞式が都内で行われ
モデルで女優の武井咲(えみ)さんが最年少受賞をされました。

2006年に国民的美少女コンテストのモデル部門賞とマルチメディア部門賞を
ダブル受賞して、セブンティーン誌などで活躍してきた16歳。
今年は、「TUBAKI」のCMに最年少で出演したことで話題になりました。

ベストドレッサー賞は1972年、一般社団法人メンズファッション協会が設立。
同協会公式サイトによると「ファッション意識の向上、豊かで充実した生活の提案
ファッション産業界と各界の文化交流を目的として、毎年各界有名人の中から
その年を代表する「ベストドレッサー」を選考し、発表」する賞とのことです。

選考基準は、「自主性」、「流行性」、「時代性」、「人間性」の4つで
ファッションセンス、ライフスタイル全体に“おしゃれ感”の漂う人を選ぶそうです。

毎日新聞デジタルによる、武井さんの受賞にあたってのコメントは
「最年少ということで大丈夫かなという不安もあったんですけど。
ドレスを着てすごい方々とご一緒させていただけてとてもうれしい。
自信にもなります」とのことです。

揺れる日本にあって、若い人をインスパイアする機会をもたらした
主催者、実行委員の皆さまに拍手を送りたいものです。

芸能界という厳しい世界にあって、自分の足で立ち、歩いている少女への授賞は
混迷する日本に右往左往する私たちに、カツをいれてくれているようでもあります。

「(今年は)すごく世界が広がった。つらかったことや悔しい思いを経験したからこそ
自信を持って堂々としていられるんじゃないかと思う。とても充実した1年でした」

彼女が美しいのは、天からいただいた容姿だけではなく
つらい経験、悔しい経験によって磨かれていく「人間力」にあるのかもしれません。

なお、今年のベストドレッサーは6人、下記のとおりでした。

政治・経済部門 前田新造(資生堂 代表取締役社長)
学術・文化部門 溝畑宏(観光庁 長官)
芸能部門 沢村一樹(俳優)、武井咲(女優)、杉本彩(女優・作家・ダンサー)
スポーツ部門 中澤佑二(プロサッカー選手 横浜F・マリノス所属)

若手クリエーターの応援のため、“彗星のごとく輝いたデビューな人たち”に贈られる
『第7回ベストデビュタント賞』の発表・授賞式もあわせて行われました。
次の4人の方が授賞されました。

ファッション部門 宇都宮茜氏(デザイナー)
アーティスト部門 宇佐美志都(書家・文字文化文筆家)
空間・ID部門 柄沢祐輔(建築家)
音楽部門 青木カレン(ジャズボーカリスト)

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悠木 そのま on 11月 17th, 2010

 

昨日11/16(火)、宇宙から帰還した「はやぶさ」君が持ち帰った微粒子は
小惑星「イトカワ」のものであることが公表されました。
※詳しくは、JAXAの公式サイトから

7年にわたる3億キロの壮大な宇宙の旅!
度重なる困難を超えて、満身創痍のはやぶさ君が
日本に帰還したのは、今年の6/13のことでした。
(この日の感動は、記事「はやぶさが懸けた命に拍手」から)

はやぶさ君がカプセルにしっかりと抱えて、持ち帰った微粒子は0.01mm・・・

カプセルを開けた時には何も見えず、研究者たちは青くなったとか。
が、電子顕微鏡でのぞいみたら、1500位の微粒子が確認できたのだそうです。

はやぶさ君の開発から打ち上げ、帰還、微粒子の分析には
世界的な研究者の先生から町工場の職人さんまで
様々な人々が、知恵や技術や技能や努力や忍耐を尽くしています。

はやぶさ君の偉業は日本のプロフェッショナルたちの偉業といえるのです。
※プロフェッショナルたちの帰還劇は、はやぶさ、地球へ! 帰還ブログから

プロフェッショナルたちの志と心意気と叡智を象徴するはやぶさ君の偉業。

コツコツと積み上げること、あきらめないで使命を果たすことの素晴らしさを
見せつけられている気がします。

元気をなくしている日本。政治も経済も教育も・・・

けれども、コツコツとあきらめないで正しいことを積み上げていけば
きっと、この国のあれこれも再建できる!

私たちがまず、身近で小さなことから、はやぶさ君の夢に続こう!
と、呼びかけたくなった出来事です。

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悠木 そのま on 10月 30th, 2010

 

高知の「浪漫亭」さんの東京新橋の出店で、久しぶりの土佐料理とともに
銘酒「船中八策」をいただきました。

「船中八策」はご存じのとおり、土佐の「司牡丹酒造株式会社」の純米酒。
司牡丹は大正7年、土佐の佐川町の醸造家五軒が結集して
近代企業としての「会社」を創立して、世に送り出した名醸酒です。

奇しくも、先週のNHK大河ドラマ「龍馬伝」は第43回「船中八策」でした。

明治新政府の綱領「五ヶ条の御誓文」につながった「船中八策」は
坂本龍馬が長崎から京都へ向かう「夕顔丸」船中で説いた、と言われます。

大河ドラマでは、中岡慎太郎によって酢屋にかくまわれた龍馬が
草案を読み上げるシーンとして、ドラマチックに演出されました。

中岡を演じる男優上川隆也さんによると・・・

「大政奉還のその先にある 夢のような世界を龍馬が語るんです。
当時の人たちの想像を越えていたであろう 理想的な世の中の仕組みが、
その八策の中に凝縮されていました」「ぼくは演じながら、
ずっと揺さぶられていたし、込みあげて来るものを抑えられなかった、
そういうシーンです」(NHK「龍馬伝」公式サイトより)

同感! 心が動き、こみ上げるものがありました。

それは、龍馬が泥をかみながら積み上げてきたキャリアが
やっと凝集された、いよいよ花開いたことへの感動であり、
混迷する時代にあって、新しい国づくりをめざす夢への感動です。

ここのところ、北朝鮮、中国の動きがアグレッシブに傾いている中
日本の政治はご存じのとおり…。ゆゆしき事態といって、よいでしょう。

ただし、それを、現政権の手腕不足、と片づけるばかりではいられません。

龍馬が描いた、民を主権とする公平かつ公正な社会を
私たちはいつ、どのように見失ったのでしょうか?

龍馬にかぎらず、明治維新に国を拓いた先人たちの志を
私たちはいつ、どのように捨てたのでしょうか?

龍馬をはじめ、明治維新に国を拓いた先人たちの血と涙と汗を
私たちはいつ、どのようにして忘れたのでしょうか?

与野党の政治家はもとより、私たちのひとりひとりが胸に手をあてて
ひとりひとりが、平成の船中八策を書きつづるべきときが来ています。

銘酒「船中八策」を飲みながら、維新の人の夢を想い、平成の国を想い、
将来の国づくり、それぞれの夢づくりを想う秋の夜長です。

銘酒「船中八策」の商品タグに記されている
坂本龍馬作と言われる「船中八策」は下記のとおり。

策は八つ、一言でいえば「天皇を戴いた民主政体(デモクラシー)」の実現です。

一、 天下の政権を朝廷に奉還せしめ、制令よろしく朝廷より出づべきこと。
一、 上下議政局(議会)を設け、議員を置きて、万機よろしく公儀に決すべきこと。
一、 有材の公卿諸侯及び天下の人材を顧問に備え官爵を賜い、
よろしく従来有名無実の官を除くべきこと。

船中八策 続いて外交条約のこと、憲法制定のこと、海軍拡張のこと、防衛のこと、金銭レートのこと、が述べられ、長岡謙吉が文章化します。そして後書きで、公明正大の道理に基づき、一大英断を以て天下と更始一新せん、と結ぶのです。この「船中八策」は、「薩士盟約」や「大政奉還に関する建白書」の基案となり、明治新政府の綱領「五ヶ条の御誓文」につながるものですが、抽象的な御誓文に比べると、より具体性のあるものといえるでしょう。龍馬没後23年の明治23年、貴族院、衆議院より成る帝国議会が開院され、龍馬の願い「船中八策」は、遂に全て叶えられたのでした。

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悠木 そのま on 10月 10th, 2010

 

グリニッジ標準時間10月9日PM7:45 (日本時間 10月10日 AM4:45)
イマジン・ピース・タワーが点灯しました。
http://www.dreampower-jp.com/peace/page97/liveview/liveview.html

イマジン・ピース・タワーはオノ・ヨーコさんが
故ジョン・レノンさんとの思い出から着想した公共芸術作品で
アイスランドの首都レイキャビクのビーズ島にあります。

2007年10月9日、ジョンさんの67回目の誕生日に世界平和を願う
ふたりの継続的なキャンページの象徴として、除幕しました。

「私はこの光の塔をジョン・レノンに捧げます。
 あなたへの私の愛は永遠です」 ~オノ・ヨーコ

タワーはヨーコさんの亡き夫ジョン・レノンさんの誕生日10/9から
命日12/8までの毎日、日本では次の時間に点灯するようです。
AM3:30,AM7:30,AM11:30,PM3:30,PM7:30,PM11:30
※冬至12月21日~28日、大晦日12月31日、春の一週目3月21日~28日にも
    日没2時間後から夜12まで点灯し、元旦には日の出まで点灯します。

点灯中、イマジン・ピース・タワーでは、私たちの願いを募集しています。
http://www.dreampower-jp.com/peace/page97/wish/wish.html

愛する人が健康でいること。愛する人が癒されること。
愛する人から癒されること。愛する人とほほ笑みあえること。
小さな幸せたちが暮らす世界が平和であるよう
ひとりひとりの心が平和でありますように、と送りました。

12/8には武道館で、世界の子どもたちに学校を贈るチャリティ・コンサート
『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』が開催されます。

このライブは、2001年から毎年開催され、過去9回のコンサートで、
世界26か国95校の学校を建設し、今年はハイチ、グアテマラ、マリに1校づつ
フィリピン、セネガルに2校づつ、パキスタンに5校を支援。
10年間の支援校は28か国107校となるそうです。

なぜ、学校が必要か…

「ひとりひとりが夢を持つこと
 それが世界を変えていく力になるのです」

弊社の理念は「夢づくり、人づくり」。夢を愛すること、人を愛すること…。
オノ・ヨーコさんのメッセージは毎年、私を初心に帰します。

「教育の機会は均等であるべきである」

なぜ、私が人づくりを支援する仕事に就いているのか…。
ともすれば、くすみがちになる心の鏡を磨かれる気持ちになります。

ヨウコさんの願いは、youtubeでご覧いただけます。
http://www.dreampower-jp.com/why_school/why_school_index.html

「みんなが平和に暮らしているところを想像してごらん」
~ジョン・レノン
「ひとりで見る夢はただの夢。みんなで見る夢は現実になる」
~ヨーコ・オノ

今年も初心に帰り、イマジン・ピース・タワーの光を見つめる10/9です。

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悠木 そのま on 8月 6th, 2010

今年の広島原爆記念日は65回目です。

毎年、この日の朝は、NHKの映像を見ながら、黙とうを捧げ
世界平和を心から祈る1分間を過ごします。

65回目にして、始めて、国連総長、米国大使が式典に参列。
やっと…という想いと、遺恨を越え、世界平和への願い、祈りが
つながり始めたことに感慨を覚えます。

さて、本日のtv asahi 『徹子の部屋』では、元TBSアナウンサーで
退職後はフリーアナウンサーとして活動されている山本文郎さんが出演され
広島での被爆から15日後に亡くなった、お父上のエピソードを語られました。

父上は軍医さんで、7/31に広島の陸軍病院に赴任。
8/6に被爆されるという、不運に遭われました。

被爆後まもなく、電車で故郷の鳥取に戻って入院されました。
島根に疎開していた山本さんは病院へかけつけ
そこで見たのは、全身が黒こげになったお父上の姿だったそうです。

死が近づく父上の耳を這う、ウジ虫をとってあげたこと
8/15の終戦を知った父上が「犬死ではないか」と涙されたこと
小学校5年生の少年が辞書をひいて「犬死」の意味を知り
父に終戦を知らせなければよかった、と後悔したということ
…身を切られるようなお話しが続きました。

そんなわけで、山本さんは長い間、アメリカ人を嫌っていたそうですが
結婚後、ご近所にアメリカ人の軍医さんが引っ越してこられ
お子さん同士が仲良くなり、家族ぐるみのおつきあいを始めました。

軍医さんの帰国が決まった時に、はじめて、父上の被爆体験を打ち明けると
軍医さん夫婦は涙を流されて、「申し訳ない」とおっしゃったそうです。

これを機に、アメリカ人に対するわだかまりが解けた山本さん。
「人間の生き方に国境はない!」とおっしゃた力強い言葉が
キャリア開発に日々、関わる者としての心に響きました。

山本さんのお父さん、あなたの死は決して、犬死ではありません。

あなたたちの惨い死を悼めばこそ、国境を越えて、人の心がつながり
核廃絶、戦争反対、世界平和を願う人たちの心がつながり始めています。

今年の式典に参加した国連総長、米国国務長官の命を受けた大使
英仏の外交関係者の姿を天国からご覧いただけましたか!

そして、被爆はもとより戦争、紛争で亡くなられた人々の魂に報いるため
私たちは戦争、紛争はもとより、日常の争いやいさかいのない
平和で穏やかな暮らしを営むという、生き方を選ぶ責務があります。

にもかかわらず、日々の暮らしの中で、小さな争いやいさかいを
ついつい繰り返している愚かさも否めない…

被曝された方々の魂に洗われて、わが身をふりかえる
65回目の広島原爆記念日でした。

合掌。

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悠木 そのま on 7月 26th, 2010

リーダー(人を導く人)には、「リアリティ」が求められる…とは
育成トレーニングの師匠 故岡野嘉宏先生の教えのひとつです。

リアリティとは現実感、真実性、迫真性と訳されます。

「人口的な現実感」であるバーチャルリアリティのほうが、身近な昨今
昨日開催いたしました弊社アリーナアドヴァンス主催セミナーでは
久しぶりに、リアリティについて考えさせられるところとなりました。

プロ講師養成スクール 伝説のセミナー vol.2
ここから始まる自分ブランド 「人前に立つ人の外見力®を磨くセミナー」

講 師:大森ひとみ氏(株式会社大森メソッド 代表取締役兼CEO)
コーディネイター:犬塚尚美(プロ講師養成スクール 代表)
日 時:2010年7月25日(日) 10:00~17:00
会 場:ウィンクあいち 特別会議室1308 (名古屋市中村区名駅)

おかげさまで定員満席、満足度100%(アンケート回収分)で終了。

講師の大森ひとみ先生は知る人ぞ知る、数々のVIPの自分ブランドづくりを
サポートされている、日本でただ一人の上級イメージコンサルタントです。
先日の参議院選挙でも、現役政治家や候補のコンサルティングをされたとか。
外見力®とは大森先生の造語であり、登録商標でもあります。

大森先生によれば、外見力®とは自分を語る力とのこと。

そんな大森先生の昨日のセミナーからは、語れる自分、語るべき自分、
語りたい自分があればこその外見力®…と、しみじみ痛感いたしました。

先生のリアリティとその外見化の素晴らしさ!

言っていることと為さっているいることのズレの無さには、一貫性があり
ご自身のリアリティを具現化する外見力®には、圧倒されるばかりでした。

学習理論をふまえれば、先生のお教えを真似するところから入るのが
外見力®を身につけるための定石といえるかもしれませんものの・・・

もしも、先生とは異なるリアリティをもっている人であれば
自らのリアリティをぐっと見つめることが、先のような気がいたします。

つまり、自らのリアリティをどのように認識し、実感しているのか…
リアリティのどこをより強化して、外見化するのか…
あるいは、実現可能で外見化したいリアリティとは何なのか…
その結果、どのようなビジネスキャラクターを手に入れたいのか…

リアリティの認識、実感のないところに、戦略的な外見はあり得ず
万一、リアリティのないイメージにしたがって、外見を演出したならば
バーチャルリアルな外見によって、リアリティとのかい離が生まれ
現実吟味のない自己像やら、自己不一致すら生まれるかもしれません。

岡野一門の姉弟子によると、岡野先生はリアリティを説明するのに
「怠け者の話」をよくされたそうです。

ずっと集うことのなかった、怠け者ばかりの同窓会。
ふとしたはずみで集うこととなり、その席で、ひとりの怠け者が言いました。
「これを機に、怠け者の私たちも毎年、同窓会を開こうじゃないか」

多くから賛同の声をあがったところで、ある怠け者が言いました。
「待て待て、私たち怠け者は怠けものらしく、マメなことは辞めておこう。
これまでどおりでいこうじゃないか」

怠け者で居続けることの是非は、ここでは脇において
怠け者が勤勉ではないにも関わらず、勤勉な外見を演出した時には
2つのことが起こるかもしれません。

ひとつは、形から入って、本当に勤勉な人間になる。
もうひとつは、見かけ倒しで信用を失うか、ストレスでメンタルヘルスを損う…

あり得ない自分を外見で演出するのためのテクニックが
外見力®ではないということです。

現在をどう生きて働いていて、将来をどう生きて働きたいか
そして、どのように見えれば、より自分らしさを伝えることができるのか

存在すると自分と見える自分のギャップを埋める時にこそ
外見力®というビジネススキルは、その本領を発揮するでしょう。

私もこれを機会に、自らのリアリティをよくよくふりかえり、実感し
自らのビジネスキャラクターを表現していこうと決意しました。

そして、キャリアデザインの専門家として、キャリアデザインを礎においた
「リアリティの外見化」のお手伝いも視野にいれたいものです。
その活動のプロセスできっと、私自身のリアリティを発揮できそうです。

クリエイターとしての血が騒ぐ! プロデューサーとしての腕が鳴る!
そんな自らのリアリティを実感した1日でもありました。

大森先生と参加者の皆さまに感謝です。

これからも伝説のセミナー&研修のプロデュースにいそしみます。
弊社アリーナアドヴァンス&プロ講師養成スクールにご期待ください。

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悠木 そのま on 7月 13th, 2010

先月13日、はやぶさ君が地上に戻ってきてから1カ月が過ぎました。

はやぶさ君が持ち帰ったカプセルの分析結果を待ちながら
いまでも、はやぶさ帰還ブログをフォローしています。

7/13のつぶやきでは、JAXAサイト「レポート・コラム」ページの
『特集「はやぶさ」がとらえたイトカワ画像』を紹介されています。
小惑星イトカワの謎が画像とともに解説されていて
確かに夜更かして、読みふけりそうです。

さて、はやぶさ君帰還直後から大手家電販売店に
天文望遠鏡がずらりと並ぶようになりましたね。
気づかれた方も多いかと思います。

はやぶさ君のおかげで、空を見あげる人が増えたのではないでしょう。

私も、はやぶさ君の兄弟、イカロス君やあかつきさんのツィッターから
宇宙の情報が届くと、ついついインターネット経由で
天体図とか宇宙の画像を眺めては、うっとりしてしまいます。

宇宙は深淵です。

私たちはいつかきっと灰になって、 炭素や水素になって土に還り
その土を抱いた星がいつか宇宙のどこかで消滅するとしたら
私たち自身も宇宙に戻っていく存在といえるでしょう。

謎や神秘や無限のロマンを求める人の想いは
はやぶさ君のおかげで、空へ向かっているようです。

そして、景気が低迷する中でも、空を見上げる道具、星を見る装置
空がよく見える地域への旅行などなどの消費が増えているとしたら
はやぶさ君は消費喚起にも一役、買っていることになりますね。

はやぶさ君、エライ!

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悠木 そのま on 7月 5th, 2010

「平成22年度第1回ヤング・ジョブ・あいち運営協議会」が開催され
委員として参加いたました。

日時:7/5(月)13:30~15:30
会場:中日ビル7回 第3会議室

ヤング・ジョブ・あいちは企業、学校などの協力のもとで
愛知県と愛知労働局が連携して運営する40歳未満の若年者のための
就職総合支援施設であり、次の3つの機関がサービスを提供しています。

■ゆ~じゃん・ハローワークあいち(愛知学生職業支援センター)
~若年者及び学生で仕事を探している人のための機関~
■ゆ~じゃん・ハローワークあいち(ジョブクラブ)
~若年者で正社員常用雇用での就職を希望する人のための機関~
■あいち若年職業支援センター
~若年者で自分の適性・適職を探したい人のための機関~

ヤング・ジョブ・あいち運営協議会は同施設の運営や実施する事業や
関係機関との連携、協力体制に関することを協議する組織であり
年に2回程度、開催されています。

今年度第1回協議会では、平成21年度運営実績、平成22年度事業計画計画
最近の雇用情勢についての関係諸機関から報告の後、意見交換が行われました。

運営実施の報告によると、昨年度(平成22年度)の利用者数は89,301人。

前年度より34,088人(161.7%)増で、1日平均370人の若者たちが
仕事を探したり、将来を模索したりするために同施設を利用したわけです。

内訳をみると、一般若年求職者数が昨年度より26,041人(174.6%)増で
全体の数字を持ち上げていることが分かります。

新規学卒者の求人が減少し、若い人たちの求職活動は厳しい状況にあります。
今年4月、主催の「大学生等就職マッチングフェア」には
前年度比20%の1500人を超える学生が訪れたとのことです。

愛知学生職業センターからは、企業訪問によって求人開拓に努め
県内の新規学卒者の就職率の改善をめざす、という報告がありました。

若い人が仕事に就けない社会の背景には、なんといっても
低成長時代が長引いているという、経済情勢にあるでしょう。

先週末に行われた参議院議員選挙の争点もつまるところ
国の経済をいかに立て直すか、立て直せるかの戦略論に集約されていました。

経済が停滞した現状のままでは、いずれ、増税以外に増収はありえず
経済が快復しないのに、雇用機会の創出があり得るはずはなく
かぎられたパイ(雇用機会)をどう分かち合うか、奪い合うかの
空しい努力を公私で続けるしか術がありません。

ともあれ、今のところ、各党とも画期的な戦略は打ち出せておらず
各党の論戦は空論に近いものである印象を受けました。

そして、結果としては経済再建戦略ではなく
選挙戦略に長けていた、いくつかの党に軍配があがりました。

選挙に勝たなければ、戦略=法案は提案できないわけですから
選挙戦略に血道をあげることを非難するつもりはありませんが
選挙が終わったいまだからこそ、与野党ともに抜本的に経済の立て直し
ひいては、国の立て直しに血道をあげて欲しいものです。

併せて、私たち国民も混迷日本の構成員であることを自覚し
幸いなことに衣食住足りている民であるならば、ひとりひとりが
明治維新ならぬ平成維新の立役者になるべく、志を磨き
国を支える礎として、自助努力を続けていきたいものです。

ひとりひとりが時代を創る!
私も小さな気概をもって、小さな事業を粛々と営んでいます。

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悠木 そのま on 6月 30th, 2010

外見力(R)とは、見栄えをよくするテクニックではなく
「自分を語る力」であり、強みを戦略的に表現する力です。

そして、外見力(R)はイメージコンサルタント大森ひとみ先生の造語であり
大森メソッドの登録商標・・・(R)。
(外見力(R)という言葉を使用する時には、(R)をお忘れなく)

著書「男の仕事は外見で決まる」「CEOブランディング」等で知られる
大森ひとみ先生は、日本で唯一、AICI国際イメージコンサルタント協会認定の
上級イメージコンサルタントであり、同協会の理事でもいらっしゃいます。

先生とは、某教育機関の外部講師同士という間柄。
講師控室で偶然、お目にかかるまでは、正直なところ
外見力(R)には多少の偏見をもっていました。

つまり、外見=見栄えをよくして、誇大PRするのは
賛成しかねるという思いです。

ところが、大森先生とお目にかかりお話を伺ううちに
大変な思い違いをしていることに気づきました。

先生がめざしていらっしゃるのは、見栄えをよくすることではなく
専門性や強みを外見からも、きちん伝えるということです。

せっかく、専門性や強みをもっていても
それが伝わらないのでは、意味がありません。

伝えたいことは言葉よりも言葉以外の表情、姿勢、しぐさ、装い、声
話し方からより多く伝わる…のは、研究者も実証、報告しているとおりです。

人前に立つ機会がある人なら、自分の外見からどのようなメッセージが
伝わっているのか、いつも敏感でいるべきといえるでしょう。

また、人前に立つ人にはそれぞれの立場、役割、専門性があり
それに応じた期待もかけられますし、これに応える責任もあります。

実際に、ある大手企業では管理職全員に外見力(R)の研修を行い
上司としての魅力、説得力を高めているそうです。

人前に立つ人、上に立つ人がその責任を果たすためにも
外見力(R)は不可欠なビジネススキルといえそうです。

さらに、専門性や強みがきちんと人に伝わっているという自覚は
自己効力感を高めますから、効果的、戦略的な外見を磨くことは
専門性や強みにふさわしい成果をあげるためにも必要そうです。

というわけで、「伝説のセミナー」をプロデュースし続ける
プロ講師養成スクールでは、7/25(日) 10:00~17:00
「人前に立つ人の外見力(R)を磨くセミナー」を開催いたします。

人前に立つ人のために、自分ブランドの構築を応援します。

名古屋初! 大森メソッドの公開セミナーとなっております。
中部圏の皆さまには、地元で大森メソッドを体験するチャンス。

東京、大阪はじめ全国の皆さまは、夏のバケーションをかねて
地元から離れた名古屋でこっそり(?)、男前、女前を磨けるチャンス。

会場は、名古屋駅から徒歩2分の「ウィンクあいち」。
新幹線のぞみなら、東京から約1時間40分 新大阪から約50分
中部国際空港セントレアから名鉄ミュースカイなら約40分という環境です。

名古屋城開府400年祭開催中の名古屋は、名古屋おもてなし武将隊
名古屋めしでもりあがっています。

セミナー受講と併せて、夏休やら名古屋商法やらをお楽しみいただける
熱い名古屋で、ぜひ、ご一緒いたしましょう。

名古屋城開府400年祭についてはこちらをクリック
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名古屋おもてなし武将隊 ブログはこちらをクリック
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夏バテ防止、自己効力感アップ! そして、自分ブランティング!!
大森ひとみ先生の伝説のセミナーでご一緒いたしましょう!

【セミナー概要】————————————-

ここから始まる自分ブランド!
人前に立つ人の外見力(R)を磨くセミナー

講師:大森ひとみ先生 コーディネイーター:犬塚尚美

日時:7/25(日) 10:00~17:00
会場:ウィンクあいち 1308号室
参加費:一般 31,500円 関係者28,350円
※オンラインメンバーにご登録いただくと、関係者としてご参加いただけます。

自分を語る力としての外見を磨くことは、自分らしさを活かすこと…。
ご自身の魅力に気づき、これを戦略的に伝える方法を学びましょう!

※内容、プログラムの概要はこちらから http://prokoushi.jp/info.html
※ちらしはこちらから http://prokoushi.jp/fliers/arena_0725out.pdf
※お問い合わせ、お申込みはこちらから http://prokoushi.jp/contact.html

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悠木 そのま on 6月 29th, 2010

6/13 22:55頃、大気圏に突入、流れ星になった小惑星探索機「はやぶさ」君の
太陽電池の技術を搭載した小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」君。

5/21 金星探索機「あかつき」とともに、H-IIAロケット17号機に乗って
種子島宇宙センターから打ち上げられました。

打ち上げ後まもなくロケットから切り離され、現在は
宇宙を旅するヨットとして、金星へ向かって航行中です。

そのイカロス君の打ち上げから現在までの旅が物語になりました。
『イカロス君の大航海』

イカロス君とイカロス君から切り離されたDCAM姉弟は
twitterでつぶやき続けていて、そのつぶやきをつなげたアニメです。

本当にかわいらしいし、イカロス君の打ち上げから今日までの業績が
とても、よくわかります。

たとえば、地球から700万キロものかなたで、セイル(帆)の展開に成功!
6/14、分離カメラDCAM2(弟カメラ)を切り離し、「自分撮り※」に成功!
さらに、6/19には分離カメラDCAM1(姉カメラ)の切り離し、撮像に成功!
…などなど

※「自分撮り」というのは、宇宙で、自分の姿を撮像すること。
 技術的にとても難しく、世界初の快挙を成し遂げたのだそうです。

楽しみながら、宇宙科学分野の技術開発の醍醐味を知ることができるうえ
また、twitterという逐次記録のデータをどう活用するのか…という点でも
興味深い事例といえるような気がします。

閲覧するには、「~翼を広げて~ IKAROS専門チャンネル」から。
http://www.jspec.jaxa.jp/ikaros_channel/bn008.html

イカロス君から分離されたカメラが撮像した画像も掲載されました。
http://www.jspec.jaxa.jp/ikaros_channel/bn009.html

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